シャンプーに使われている界面活性剤の種類 とメリット、デメリットとは?

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いつも使っているシャンプーの界面活性剤。

その種類やメリット、デメリットについて調べてみましょう。

1、石鹸系シャンプー(アルカリ性の陰イオン界面活性剤)

特徴植物の油をアルカリで反応させた界面活性剤の一種。
洗浄力が高く肌への刺激性も低い。

メリット 

天然素材なので生分解性が高く環境に優しい。
肌への刺激性が低い。
洗浄力が強くしっかりと洗え、さっぱり感がよい。
製造コストが低く、比較的安価で購入できる。

デメリット

泡立ちが悪く石鹸カスが残りやすい。
石鹸成分が頭皮に残りやすくフケがでる場合がある。
一時的にアルカリ性に傾くため髪にキシミ、ゴワつき感が残る。

(通常人間の肌は自然と弱酸性へと戻りますので、肌への影響は心配ありません。
極度の乾燥肌やアトピー性皮膚炎の方は皮脂の分泌がゆっくりで、弱酸性に戻るのに時間がかかる場合があるので、様子を見て使用は控えた方が良いとされています。)

指通りを良くするためのリンスが必要。
ダメージヘアでは、キシミ、ゴワつきによる抜け毛が発生する場合がある。
目に入るとかなり痛い。

カリ石けん素地
ラウリン酸K
オレイン酸K
ミリスチン酸K
『グリセリン/オリーブ油/水酸化K』

2.高級アルコール系(硫酸系、スルホン酸系、陰イオン界面活性剤)

特徴
製造コストが安価で、シャンプーのみならず、ボディソープや台所用洗剤、また一部工業製品としても使用される一番メジャーな界面活性剤です。

もっとも注意が必要な強力な界面活性剤です。

メリット 
泡立ちよく水切れも良い。
短時間でスッキリ洗うことができる。
価格を安く抑えることができる。

デメリット
脱脂力が強く、洗いあがりの頭皮の乾燥や、かゆみの原因になる場合がある。
必要な皮脂まで洗い流してしまいバリア機能の低下が懸念される。
刺激性が強くかぶれの原因になる場合がある。

硫酸系
ラウリル硫酸Na
ラウリル硫酸アンモニウム
ラウリル硫酸TEA
ラウレス硫酸Na(ポリオキシエチエレンラウリルエーテル硫酸Na)
ラウレス硫酸アンモニウム
ラウレス硫酸TEA

スルホン酸系
ラウリルベンゼンスルホン酸Na
オレフィン(C14-C16)スルホン酸Na

3.アミノ酸系界面活性剤(陰イオン界面活性剤)

特徴
アミノ酸系の界面活性剤は原料によって以下のように分類されます。

タウリン系
アラニン系
グリシン系
グルタミン系
アスパラギン酸系

原料によって洗浄力、泡立ち、粘り、水切れなど微妙に違いますが、全般的には洗浄力が比較的弱く、
肌への刺激も弱いです。

使用感
皮脂の分泌が盛んな方は市販のシャンプーに比べて泡立ちに不満を感じる場合があります。

ただ洗浄力はマイルドで使用している間のかゆみなどは少なくドライヤーのあとも乾燥感を感じにくいのが特徴です。

水切れもよく洗い上がりのキシミも少ない。

シャンプーの種類によってはシリコンやポリマーなどを使用していない場合があるので、髪のキシみがきになる場合にのみトリートメントやヘアオイルとの併用が必要になるかもしれません。

メリット
適度な洗浄力で頭皮や髪への負担が少ない。
カユミが出にくい。
石鹸カスがでないので、頭皮に残留物を減らせる。
泡立ちがキメ細かいので頭皮や髪に馴染みやすい。

デメリット
製造コストが高く市販のシャンプーに比べて価格が高い。
ドラッグストアやコンビニなどでは入手しにくい。

タウリン系
ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルタウリンNa
ココイルメチルタウリンタウリンNa

アラニン系
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルメチルアラニンTEA

グリシン系
ラウロイルサルコシンTEA
ラウロイルサルコシンNa
ココイルサルコシンTEA
ココイルサルコシンNa
ココイルグリシンK

グルタミン系
ラウロイルグルタミン酸Na
ココイルグルタミン酸TEA

アスパラギン酸系
ラウロイルアスパラギン酸Na

4.タンパク質系界面活性剤

「シルク」「コラーゲン」など美容に良さそうな響きの原料をもとに作られるとても高価な界面活性剤です。

その名の通りたんぱく質でできた洗浄成分で、洗浄力や泡立ちなどはアミノ酸系界面活性剤ととても良く似ています。

価格が高価なため市販のシャンプーにはまず配合されない成分で、ネット通販でも本当に数が少ない成分です。

洗浄力、機能面でも申し分ない成分ですので一緒に配合されている洗浄成分以外の成分に納得がいって、お財布に余裕があるなら一度は試して見て欲しいシャンプーと言えます。

特徴
コラーゲンやシルクなど天然のたんぱく質に水を加えて分解して作れています。

髪や頭皮の細胞の主成分がたんぱく質であることを考えれば頭皮や髪への刺激性が低いことは容易に想像できます。

また、洗浄力の方はアミノ酸シャンプーと似たような感じです。

アミノ酸系界面活性剤よりも泡立ちが少ないため、たんぱく質系界面活性剤のみを単体で配合するシャンプーというのはなくて、必ずアミノ酸系の泡立ちの良い成分と抱き合わせて配合されている場合がほとんどです。

使用感
とにかく低刺激でマイルドな洗いごごち。かゆみや刺激を感じることはなく、目に入ってもそれほど痛みを感じません。
泡立ちが悪い分を他のアミノ酸系の成分で補う場合がほとんどです。

メリット 
低刺激で適度な洗浄力が魅力。
肌への刺激が少ない。天然成分なので、環境への負担も少ないです。

デメリット
価格が高いのと、まだそれほど市場に出回っていないので配合されているシャンプーを見つけるだけでも難しい状況です。
ドラッグストアやコンビニではまず見つかることはありません。

ココイル加水分解コラーゲンNa
ラウロイルシルクアミノ酸Na

 

5.アミノ酸・ベタイン系「両性イオン界面活性剤系」シャンプー植物由来の界面活性剤で、肌への刺激も少なく比較的メジャーな界面活性剤です。

「ベタイン」はシャンプーの洗浄成分としてだけではなく、化粧品の分野では保湿効果を期待した保湿剤として良く使用されています。

両性イオン界面活性剤という特殊な界面活性剤で、洗浄力はアミノ酸よりもやや強いとされています。

天然成分由来ですが、アミノ酸系よりも強い洗浄力がありますから比較的皮脂の分泌が多い方やヘアスタイリング剤を使用される方にオススメの洗浄成分です。

特徴
適度な洗浄力で刺激も低くアミノ酸系シャンプーに良く使用されています。

「砂糖大根(ビート)」という植物が原料で生分解性が高く環境にも良いです。

使用感
マイルドな洗浄力でありながら、しっとりとした洗い上がりになるのは皮脂が残っているからではなく、ベタインそのものに保湿効果があるから。
泡立ちはアミノ酸系界面活性剤と同等か少し弱いくらいです。
ベタイン系シャンプーはサロンシャンプーなどでよく用いられ、シャンプーを紹介するサイトによってはアミノ酸シャンプーと同カテゴリーで紹介されています。
洗浄力、泡立ち、粘り、水切れなどアミノ酸シャンプーに欲に似ているのでわざわざアミノ酸系と区別する必要はないかもしません。

メリット 
適度な洗浄力
優れた生分解性で環境にも優しい。
保湿効果や髪を柔らかくする柔軟効果もある

デメリット
製造コストが高く価格も安くはない。

コカミドプロピルベタイン
ラウラミドプロピルベタイン
コカミドプロピルヒドロキシスルタイン
ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン
ココアンホ酢酸Na
ココアンホプロピオン酸Na
ラウリルベタイン
ラウリルヒドロキシスルタイン

まとめ

シャンプーの種類別に洗浄成分(界面活性剤)のメリット、デメリットを見てきました。

シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)についてある程度の知識があれば、人気のシャンプーが自分にあっているのか?安全性は?結局どれがいいのか?など、自分で判断できるようになります。

今まで「しっとり」「さらさら」「ノンシリコン」などの宣伝文句だけを頼りに選んでいた市販のシャンプーを、「洗浄成分」から見れるようになるとシャンプー選びで失敗する可能性をグッと抑えることができるようになります。今は、昔のように、セットが主流で、めったにシャンプーしない時代ではありません。
毎日お風呂に入りシャンプーしていれば、汚れがひどくこびりつくわけもなく、水洗いで落としきれない僅かな皮脂汚れを落とす程度の洗浄力があればいいのですから、洗浄力が強い界面活性剤より、マイルドな界面活性剤の洗浄成分を選ぶのが最適と言えます。

あとりえ月の庭でお勧めしているシャンプーは大きく分けて3種類あります。

一般的な市販されているシャンプーとは大きく違います、1つ目はアルマダという会社で作られているシャンプーなのですが、界面活性剤は、天然由来のアミノ酸系の成分で出来ています。

M3と言う海洋深層水でできた電子トリートメントのお水と混ぜて使うのですが保湿性が高く潤いがある髪へと改善してくれます。

M3が保湿性が高いので一対一で混ぜたシャンプー剤で洗った後流す前に5分ほど放置してもらう事でトリートメントがいりません。

水分量が多い果実なども配合されていてキューティクルも引き締めてくれますのでツルツルになります。

もう一つはバーデンスと言うシリーズでこちらは界面活性剤がオス、酢酸からできています。アレルギーをお持ちの方や赤ちゃんでも使える位やさしいシャンプーです。

本当に低刺激のシャンプーなので肌の弱い方慢心してお使いいただけます。

トリートメントはコクがありしっかりと毛先まで潤いをキープしてくれます。香りもアロマをベースにたくさん揃っていて楽しめます。

もう一つはオーガニックシャンプーです。

こちらも界面活性剤はアミノ酸系を使っておりトリートメントは植物由来成分99%でできています。

業務用の大きいものを販売しておりますので、大容量でお値段的にはお手頃です。

普通オーガニックシャンプーは洗浄力が弱く泡立ちがあまりよくない場合もありますが、このシャンプーは比較的泡立ちも良いのでとても使いやすいです。

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