季節によったら髪をセットするのも難しい人もいるでしょうが、それは髪が広がっているからですよね?
そうなってしまうのは原因がしっかりあるので、正しい対策をしないと、きれいに髪をまとめられません。
正しい対策の基本を紹介するので、髪の広がりを抑えたいのなら要チェックですよ。
■広がる髪はおさえるためにするべきは保湿です
もともと髪が広がってしまうのは、乾燥が原因だと思っておきましょう。
髪は死んだ細胞と言われていますが、実際は髪の内部には保湿成分が入っており、それがなくなってくると髪が広がります。
その保湿成分を守るために、髪の周りにはキューティクルと皮脂があり、これをいかに守るかが広がりをおさえる対策となるんです。
季節によって髪が広がる場合は、髪の周りにある皮脂が少なくなっているのが大きな原因。つまり保湿成分を外から補う必要があります。
保湿成分たっぷりのトリートメントを使うのも大切な方法ですが、乾燥する季節にはシャンプーを見直すのもおすすめです。
それは洗浄力の弱いアミノ酸シャンプーに変えてあげると、皮脂が髪に残って保湿力を高めてくれるから。
その上にトリートメントを使うと、相乗効果が期待できるでしょう。
■髪をおさえるためにアイロンを使う正しい方法とは?
髪の広がりをおさえるために、ヘアアイロンを使う人も中にはいますよね?
じつはそれだと髪が余計に乾燥して、広がるのを止められなくなってしまいますよ。
もちろんヘアアイロンは気軽に髪をセットできるので、使い方によったら髪の広がりをおさえてくれるでしょう。
そこでヘアアイロンを使う前に、オイルやアウトバスタイプのトリートメントを使うと、乾燥を防ぎつつセットができてしまいます。
ちなみに髪を守るキューティクルは、温度が高い状態になると、バリアを開けて浸透力を高められるようになるんです。
つまりヘアアイロンを下げた状態で使ったら、オイルなどの保湿成分を内部に浸透できるでしょう。
■広がる原因がボリュームなら美容師さんにしっかり相談
髪が広がる原因は乾燥なのは間違いありませんが、ボリュームがすごい人だと、物理的に髪が広がってしまいますよね?
そこで美容師さんにカットをお願いして、それを防ごうとするはずです。
髪を空いてくださいといえば、美容師さんは量を少なくしてくれますが、この時に量を減らしすぎないようにしてくださいね。
髪の量をカットで減らすときは長さを不揃いにして量を減らしていくのですが、この短い部分が伸びだすとさらに髪が広がっていくように感じるんです。
つまり量を減らしすぎるときれいに形を整えてくれた髪型でも、そのきれいな状態をキープできる期間が短くなってしまうので、慎重に美容師さんと相談してくださいね。
ギリギリまで空いてもらうことが、髪の広がりをおさえるための、正しい対策となります。もちろん髪の広がりをおさえる方法を相談しておくと、自宅のヘアケア対策に繋がるのでおすすめです。